ブレードにヨットの「キール」と「マスト」の働きを同時に行わせる。その事でスピードを落とさずにスムーズにターンすることを可能にする。これを身に付けた後、ターンは「インサイドにパドルを入れる」原則に変わる。
-
十分スピードに乗ったままターンを開始。極めて短いバックスイープを入れターンするきっかけを作る。ボードはターン内側に軽く傾ける。同時に体の向きはターンの内側へ、顔と視線を進行方向へ向ける。
-
ターン内側へ体を向けたまま、レールから50cmほど離した体の真横辺りに、クローズドフェイス(ブレードのバックフェイスを斜め前方、パワーフェイスを斜め後方へ向ける)でブレードを入れる。
-
そのままクローズドフェイスを保持しつつ斜め前方にブレードを引き寄せる。このことで、バックフェイスへぶつかる水が反射してターンの力を、パワーフェイスにぶつかる水が後方へ押し出され、推進力を生み、円弧の軌道を描きつつ、失速することなくターンする。